July 7, 2014 / 8:42 AM / 5 years ago

ドコモの新料金プランが500万件突破、目先はARPU低下圧力に

[東京 7日 ロイター] - NTTドコモ(9437.T)は7日、通話定額制などの新料金プランの契約者数が5日に500万件を突破したと発表した。広報担当者によると、既存プランからの変更が中心で、新料金プランの方が安くなる契約者が先行して切り替えているようだ。

 7月7日、NTTドコモは、通話定額制などの新料金プランの契約者数が5日に500万件を突破したと発表した。写真は2012年5月、都内で撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

目先はARPU(契約者1人当たりの平均月間収入)の低下圧力になる可能性が高い。

ドコモが6月1日に導入した新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は、スマートフォン(スマホ)の場合、月2700円で国内通話がかけ放題となるほか、利用形態に合わせてデータ量を選べ、家族でシェアできるのが特徴だ。

例えばスマホ1台でデータ量2ギガバイトを選択した場合、通話定額が2700円、ISP料金が300円、データSパックが3500円となり、月々の支払額は6500円となる。

広報担当者によると、契約者は40代が中心。現在は新料金プランに変更すれば月々の支払い額が安くなる契約者から移っているとみられ、目先はARPUの足を引っ張る可能性が高い。

ただ、長い目で見ればARPUは下げ止まりから反転に向かうとの見方が目立つ。データ量の増加が見込めるほか、新料金プランの通話料が平均的な利用者が支払う通話料よりも高い水準に設定されているためだ。  

2014年3月期の音声ARPUは1370円。高速データ通信サービス「LTE」向けの既存プランは8月末で新規受け付けを終了するため、9月以降のスマホの新規契約者は電話をあまりかけない人でも2700円の通話料を払うことになる。  

ドコモの2013年度の新規契約は約802万件にのぼる。  

携帯電話の新料金プランをめぐっては、ドコモに続き、ソフトバンクモバイルが7月1日からサービスを始めたほか、KDDI(9433.T)(au)も8月13日から順次導入する予定。業界では「いずれまた高いとの批判が強まり、値下げに踏み切るところが出てくるだろう」(大手通信会社幹部)との声が多く、新しい料金水準がこのまま続くとみる関係者は少ない。  

KDDIの田中孝司社長は新料金プランの発表時に、ドコモ、ソフトバンクと同じ2700円に設定したスマホ向け通話料金について「少し高い気がしないでもない」と本音を漏らしている。

*内容を追加して再送します。

志田義寧

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