[パリ 23日 ロイター] - フランス政府は23日、9年前にマルセイユの美術館から盗まれた19世紀の著名画家エドガー・ドガの作品が、パリ近郊のバスの荷物室にあるのが発見されたと発表した。
この絵画は1877年製作のパステル画「合唱隊」で、男性歌手が並んでオペラを歌う様子が描かれている。
16日に関税警察が、パリの東30キロ付近にある高速道路の駐車エリアにあるバスを抜き打ちで検査していた際に発見したという。オルセー美術館が本物だと確認した。
盗難絵画がなぜバスに放置されていたのかなど、詳細な情報は明らかにされていない。
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