[26日 ロイター] - 米ディスカウント小売りのダラー・ツリーとダラー・ゼネラルは26日、物価急上昇を背景に格安商品を求める消費者が増えているとし、今年の売上高予想を引き上げた。
ダラー・ツリーは2022年度の既存店売上高の伸びが1桁台半ばになると予想。ダラー・ゼネラルは3─3.5%増加を見込んでいる。
両社が発表した第1・四半期決算は予想を上回った。
低所得世帯は、新型コロナウイルス感染拡大時の現金給付終了後、より安価な商品を求めてディスカウントストアの利用を増やしている。
ダラー・ゼネラルのトッド・バソス最高経営責任者(CEO)は、こうした顧客層以外もディスカウントストアでの消費を増やしており、物価が急上昇する中、高所得世帯の来店も今後増えるとの見通しを示した。
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