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今週のドル/円は底堅い、米3月利上げ期待が支えに
2017年3月5日 / 23:09 / 9ヶ月後

今週のドル/円は底堅い、米3月利上げ期待が支えに

[東京 6日 ロイター] - 今週の外為市場で、ドル/円は底堅く推移しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて米国の3月利上げ期待が高まり、ドルの底値は徐々に切り上がっている。ただ、高値では短期筋の利益確定や実需筋のドル売りが上値を抑える可能性も指摘されている。

 3月6日、今週の外為市場で、ドル/円は底堅く推移しそうだ。米連邦準備理事会(FRB)高官の発言を受けて米国の3月利上げ期待が高まり、ドルの底値は徐々に切り上がっている。2013年2月撮影(2017年 ロイター/Shohei Miyano)

予想レンジはドル/円が113.00―116.00円、ユーロ/ドルが1.0350―1.0650ドル。

トランプ米大統領の議会演説を無難に通過し、市場のテーマは米国の利上げに移っている。

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長は3日、経済が引き続き改善すれば3月利上げが適切と言明した。ただ、この発言前にドルは114.75円まで上値を伸ばしており、発言後は利益確定売りに押された。

他方、市場では「トランプ政権から具体的な景気刺激策が見えてくるまでは積極的にドルも買えない」(国内証券)との声も聞かれる。ドルが115円台に乗せたとしても、追加の買い材料が出なかった場合は上値を伸ばしきれない可能性もある。

今週はブラックアウト期間(FOMC前に政策関連の発言が禁止される期間)となるため、基本的にFRB高官の発言から情報は得られない。各種経済指標や米国の株価、金利の動向などを確認しながらの取引になるとみられる。

主な経済指標では、7日に1月の米貿易収支、8日に日本の2016年10─12月期国内総生産(GDP)改定値、2月の中国貿易収支、2月のADP全米雇用報告、9日の2月の中国消費者物価、10日に米雇用統計などの発表がある。

<ECB理事会は政策現状維持との見方>

9日には欧州中央銀行(ECB)理事会と総裁会見が行われる。市場では政策の現状維持が見込まれている。欧州の主な指標は好調に推移しているほか、今後、オランダ総選挙やフランス大統領選挙などが控えており、今あえて動く必要はないという見方が多い。

ユーロ/ドルは2日に1.05ドルを割り込むなど売られ気味だが、「1.04ドル台の滞在時間は短かかった。下値ではショートカバーが入りやすい」(外為アナリスト)との声が聞かれた。

為替マーケットチーム

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