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街角景気、8月は横ばい 長雨影響でも先行きに期待感
2017年9月8日 / 05:43 / 16日前

街角景気、8月は横ばい 長雨影響でも先行きに期待感

 9月8日、内閣府が発表した8月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが49.7で、前月比横ばいだった。景気判断の横ばいを示す50の水準は2カ月連続で下回った。企業動向関連と雇用関連が上昇、家計動向関連が低下した。写真は8月、東京で撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日に発表した8月の景気ウオッチャー調査では、景気の現状判断DIが49.7で、前月比横ばいだった。景気判断の横ばいを示す50の水準にはやや届かなかった。企業動向関連と雇用関連が上昇、家計動向関連が低下した。長雨の悪影響が家計関連に出ているが、企業・雇用関連を含めれば、夏場の景気はまちまちとなっている。

足元の個人消費関連では「富裕層を中心に高額品の動きが良い。客単価の高いインバウンド消費も継続的に伸びている」(近畿・百貨店)といった声がある一方で、「宿泊日間際の予約が全く伸びなかった。梅雨明けからの長雨やゲリラ豪雨と、天候に影響を受けている」(北関東・観光型ホテル)など天候の影響も出ている。

他方、企業動向では「8月の受注は例年お盆休みの影響で落ち込むが、今年は前月と同じ、もしくはそれ以上の見込み」(九州・一般機械器具製造業)といった声もある。

雇用関連は引き続き求人の増加傾向が続き、「企業から人手が足りないとの声も多く聞いている」(北関東・職業安定所)といった状況。

先行きは家計関連・企業関連とも改善見通し。DIは51.1、前月比0.8ポイント上昇。2カ月ぶりの上昇となった。しかも50の水準を3カ月連続で上回った。

「軽自動車のモデルチェンジが予定されているため、おおいに期待」(東北・乗用車販売店)、「住宅ローン金利が低く推移しているため、展示場への来場者数は前年比で増えている」(沖縄・住宅販売会社)など、家計消費への期待感は強い。「天候不順による一時的な売り上げ低下が改善されれば、前年と同程度の売り上げ傾向で推移する」(南関東・コンビニ)といった期待の声もある。

企業動向でも「豪雨など自然災害が続くなかで、雨水対策などの設備投資を優先する企業が増えており、発注額も増えてきている」(南関東・建設業)といった動きがある。

内閣府は、景気ウオッチャー調査の判断の表現を「持ち直しが続いている」で据え置いた。

*内閣府の発表資料は以下のURLでご覧になれます。  here

*内容を追加しました。

中川泉 編集:石田仁志

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