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UPDATE2: 9月末国内金融機関の証券化商品保有額は22.2兆円、7―9月の損失発生は6990億円=金融庁

*証券化商品による7 9月の損失発生額に関する記述を追加し、再構成しました。

 [東京 28日 ロイター] 金融庁は28日、国内預金取扱金融機関による2008年9月末の証券化商品の保有額が22兆2710億円だったと発表した。6月末の保有額の23兆5030億円からわずかに減った。また、証券化商品による9月末の関連損失は累計で3兆2730億円。6月末は2兆5740億円だったため、7―9月で6990億円の追加損失の発生となった。国際金融市場の混乱を背景に、評価損が膨らんだのが響いた。

 9月末の証券化商品の関連損失のうち、評価損は1兆5110億円。6月末の1兆0330億円から評価損は拡大。さらに、サブプライムローンが問題化した07年4月から08年9月末までの証券化商品の実現損(売却損・減損)の累計は1兆7620億円で、6月末から2210億円の追加損失になった。

 また、証券化商品のうちサブプライム関連商品だけ取り出せば、全体の保有額は7970億円。6月末の9580億円から減少した。評価損と実現損を合算した関連損失の累計は9500億円で、6月末の8960億円から、7―9月で540億円の追加損失の発生となった。

 サブプライム関連損失の内訳は、9月末の評価損が1470億円。6月末の評価損1420億円からわずかに拡大。2007年4月から2008年9月末までの実現損(売却・減損)の累計は8030億円で、6月末の7540億円から、7―9月で490億円の追加損失となった。

 集計対象の国内預金取扱金融機関は672機関。大手行36行、地域金融機関110行、協同組織金融機関526だった。大手行には、農林中央金庫、インターネット銀行を含む。証券会社や保険会社は含まない。

 (ロイター日本語ニュース 村井 令二記者)

 (reiji.murai@thomsonreuters.com; 03-6441-1823; ロイターメッセージング:reiji.murai.reuters.com@reuters.net)

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