[ニューヨーク 20日 ロイター] 米コンピューター大手サン・マイクロシステムズJAVA.Oは20日、向こう1年に世界の拠点で3000人を削減する方針を明らかにした。計画している企業向けソフト大手オラクルORCL.Oによる買収に関して、欧州当局の審査が遅れているためとしている。
サン・マイクロが米証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、人員削減の結果、今後数四半期に7500万─1億2500万ドルのリストラ関連費用が発生する見通しで、その大部分を09/10年度(09年7月─10年6月)の第2・四半期(10─12月)、第3・四半期(1─3月)に計上する予定。
オラクルのエリソン最高経営責任者(CEO)は9月、欧州当局による買収の承認が遅れているため、サン・マイクロは毎月約1億ドルの赤字となっている、と明らかにしていた。
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