[バンコク 22日 ロイター] 22日の東南アジア株式市場はおおむね上伸した。バンコク市場では建設株やエネルギー株が買われ、14カ月ぶり高値をつけた。半面、マニラ市場はメトロパックの下落に伴い値を下げた。クアラルンプールとジャカルタの両市場は休場。
バンコク市場.SETIは1.6%高。石油化学のIRPCIRPC.BKが5.6%高と上げを主導した。建設大手のイタリアン・タイITD.BKは5.7%高。
建設株は政府の景気刺激策による好影響の期待を背景に急伸。CHカーンチャンCK.BKは約14%高、ナワラット・パタナカンNWR.BKは4.2%高。
シティバンクのアナリストは「アジア地域での投資センチメントは改善が続いている」と指摘した。
シンガポール市場.FTSTIは1.4%高。カジノ経営を中核事業とするマレーシアの複合企業ゲンティンのシンガポール子会社、ゲンティン・シンガポールGENS.SIは9.5%高。通信大手のシンガポール・テレコム(シングテル)STEL.SIは1.6%高。不動産開発大手のキャピタランドCATL.SIは2.2%高。パーム油大手のウィルマー・インターナショナルWLIL.SIも3%高。
ホーチミン市場.VNIは0.8%高。ガラスなどのフーフォンPPG.HNは8.6%高。ペトロリメックス・サイゴン運輸・サービスPSC.HNは8.2%高。
一方、マニラ市場.PSIは0.2%安。インドネシア系のコングロマリットの第一太平のフィリピン子会社、メトロ・パシフィック・インベストメンツMPI.PSが大幅下落を記録した。
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