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2012年度予算が成立、衆院の優越で 実質過去最大規模

 [東京 5日 ロイター] 2012年度予算は5日、参議院本会議で否決された後、両院協議会を経て、憲法で定める衆議院の優越規定により成立した。一般会計総額は90兆3339億円と3年連続で90兆円を上回る高水準。新規国債発行額は44兆2440億円で、国債への依存度は49.0%と当初予算ベースで過去最悪を更新した。

 一般会計総額は6年ぶりに減少するが、92兆円台で最大となった11年度、10年度に次ぐ過去3番目の規模。基礎年金の国庫負担割合を2分1に維持するための財源2兆6000億円を、予算計上の必要がない交付国債で賄うことや、東日本大震災からの復興経費を特別会計で3兆7754億円計上していることなどを踏まえると、実質的には過去最大といえる。

 5日は東日本大震災の復興費用を賄う特別会計予算も同時に成立した。しかし、2012年度予算の主な財源を確保する赤字国債発行のための特例公債法案は採決が見送られており、昨年に続いて財源の裏付けがない状態での予算成立となる。

 2012年度予算は参議院での議決が4月にずれ込み、年度内に成立しなかったため、4月1日からは14年ぶりに編成した暫定予算で支出を手当てしてきた。本予算成立を受け、暫定予算は本予算に吸収されることとなる。

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