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米住宅価格はさらに10%超下落する可能性=エコノミストのルービニ氏

 [ニューヨーク 8日 ロイター] RGEグローバル・モニターの著名エコノミスト、ヌリエル・ルービニ氏は8日、米住宅価格はさらに10%超下落する可能性がある、と指摘した。初めて住宅を購入する層の需要消失を理由に挙げた。

 今回の金融危機の深刻さを正確に予測したことで知られるルービニ氏は、商業用不動産ローンの巨額損失も問題を深刻化させる可能性があるとし、銀行はこれにより増資を余儀なくされる見通し、と述べた。

 世界金融システムに関する世界経済フォーラム(WEF)のリポートのプレゼンテーションを行ったルービニ氏は記者団に「住宅ローンもまだ根深い問題を抱えているが、ストレスは商業用不動産に移りつつある。市場関係者は、商業用不動産が巨額損失を生む可能性に気付き始めた」と語った。

 米住宅価格は7月まで3カ月連続で上昇。3年にわたる大幅下落を経て、安定しつつあるとの期待が強まった。

 これに対し、ルービニ氏は、住宅在庫数は底打ちした可能性があるものの、価格はさらに下落する、との見方を示した。

 同氏は2010年の主要リスクの1つとして、約2兆ドルの未返済の商業用不動産ローンの存在を指摘し、「このうち半分を中小銀行が抱えている。これらのローンの大半は帳簿上で額面価格を維持しており、損失の大半が未実現だ」と述べた。その上で、米英の銀行はこれらの評価損を計上する時点で増資を余儀なくされるだろう、と語った。

原文参照番号[nN08527079](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN08527079]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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