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ヘッジファンド、新興国の金利動向からリターンを狙うことが容易と判断

 [ロンドン 5日 ロイター] ヘッジファンドは、新興国の金融政策が先進国よりも予測しやすいことから、新興国の債券や通貨への投資を通じてリターンを狙う方が容易だと考えている。

 ファンド各社によると、欧米では金利がこれ以上引き下げられないほど低く、「紙幣増刷」の再開に対する懐疑的な見方も強いのに対し、新興国の中央銀行はインフレと成長のバランスを重視するという伝統的な課題に直面している。

 そのため、ファンドの運用マネジャーは、インド、中国、ブラジルなどの中央銀行による金利の方向性に賭けるべきだと考えている。

 あるヘッジファンドマネジャーは、匿名を条件に「米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)による次の行動を予測するよりも、新興国の中銀の政策を予測するほうがはるかに容易だ」と語った。

 ヘッジファンド・リサーチによると、新興国に投資するヘッジファンドは今年これまでに平均8.69%のリターンを上げ、ヘッジファンド全体の平均である4.91%をアウトパフォームしている。

 好調なリターンの主因は新興国株式市場の力強い動きだが、経済トレンドや金融政策のシフトを利用して幅広い資産クラスからリターン獲得を狙うマクロファンドも堅調なリターンを上げている。

 ある投資家によると、ギローメ・フォンケネル氏が率いるファロ・マネジメントの旗艦ファンドである新興国のマクロファンドは、3月半ばまでに約3%上昇。

 ロイターが入手したデータによると、ブルークレストのエマージング・マーケッツ・ファンドも2月末までに2.85%、ブレバン・ハワードのエマージング・マーケッツ・ストラテジーズ・ファンドは3月初めまでに10%を超すリターンを上げた。

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