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米FOMC声明全文

 [ワシントン 18日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)が18日発表した、3月17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)の声明全文は次の通り。

 1月の会合以降に入手した情報は、経済が引き続き収縮している(continues to contract)ことを示している。雇用喪失や株式・住宅資産価値の下落、信用状況のひっ迫が消費者心理や個人消費を圧迫した。売上見通しの悪化や与信獲得の困難さは、企業による在庫や設備投資の削減につながった。多くの主要貿易相手国も景気後退に陥る中、米輸出は低迷した。短期的な経済見通しは弱いが(the near-term economic outlook is weak)、金融市場や金融機関の安定化に向けた政策措置が、財政・金融政策上の刺激策と相まって、持続可能な経済成長の緩やかな回復(gradual resumption of sustainable economic growth)に寄与するとFOMCは予想する。

 国内外の経済の一段の緩みを踏まえ、インフレが引き続き抑制される(subdued)と予想する。さらにインフレが当面、長期的に経済成長と物価安定を最も促進させる水準を下回って推移する若干のリスクがあると考える。

 こうした状況の中、景気回復を促し物価安定を維持するために、FRBは利用可能なあらゆる手段を用いる(employ all available tools)。FOMCは、フェデラルファンド(FF)金利誘導目標水準をゼロ─0.25%に据え置く。FF金利を長期間、異例に低水準とすることが経済状況により正当化される可能性が高いと予想する(warrant exceptionally low levels of the federal funds rate for an extended period)。住宅ローン・住宅市場を一段と支援するため、政府機関が保証するモーゲージ担保証券(MBS)を最大7500億ドル追加購入し、今年の総額を最大1兆2500億ドルとすること、また年内の政府機関債の買い取りを最大1000億ドル増やし、最大で総額2000億ドルとすることにより、FRBのバランスシートを一段と拡大することを本日決定した。さらに、民間クレジット市場の状況改善を助けるため、FOMCは今後6カ月間に最大3000億ドルの期間が長めの米国債(longer-term Treasury securities)を購入することを決定した。FRBは、家計や中小企業向け与信を促すためにターム物資産担保証券ローンファシリティー(TALF)を導入した。TALFの対象となる担保の範囲はその他の金融資産を含むよう拡大される可能性が高い。FOMCは引き続き、金融・経済動向の進展を踏まえてFRBのバランスシートの規模や構成(size and composition)を慎重に監視する(continue to monitor carefully)。

 今回の声明に賛成票を投じたのは、バーナンキ委員長、ダドリー副委員長、デューク、エバンズ、コーン、ラッカー、ロックハート、タルーロ、ウォーシュ、イエレンの各委員。

原文参照番号[nN18366605](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nN18366605]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)

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