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〔情報BOX〕石破茂氏の自民党総裁選公約

 [東京 10日 ロイター] 石破茂前防衛相は「私は立て直す」と題した自民党総裁

選公約で、改革の必要性は主張しながらも、これまでの「改革の痛み」を総点検すること

から始め、改革の痛みが強い地域や人々に対し直接届く、緊急の景気対策を実行すると考

えを示した。

 経済の立て直しでは「10年で1人あたりGDPを1.5倍にすることを目指し経済成

長力を強化」するとの目標を掲げ、重点的戦略分野として農業、環境、医療、金融、観光

の5分野を上げている。

 官僚主導の政治からの脱却

 「私は立て直す」(骨子)は以下の通り。

自民党改革:政治を官僚から取り戻し、骨太の国家方針を示せる自民党に変革

 ・経済、市場、エネルギー関連の特別調査室の設置(経済版内閣調査室)、国家安全保

  障会議(日本版NSC)の創設。

 ・国会議員の歳費を20%削減し、公費での政策スタッフを充実。

5つの政策

 1.政策を現場や地方の痛みに直接届くよう立て直す

  ・改革の痛みを総点検し、改革の痛みが強い地域や人々に対し直接届く緊急景気対策

   を実行。

  ・給付付き税額控除の導入の検討など、格差を再生産しないための総合対策を策定。

  ・非正規労働者支援緊急パッケージ

 2.安心して暮らせる、社会保障制度に立て直す

  ・年金記録問題に早急に終止符を打つ。

  ・安心できる医療・介護の確立

  ・社会保障機能を強化するため、5年を目途に社会保障改革大綱を策定。

 3.豊かな未来に向け、日本経済を立て直す

  ・10年で1人あたりGDPを1.5倍にすることを目指し経済成長力を強化。

  ・農業、環境、医療、金融、観光の5分野を重点的戦略分野とし、国際競争力を強化

   し成長を促進する。

  ・今後5年間で集中的に開国政策を進め、モノ・カネ・人について広くアジアに開か

   れた国づくりを進める。

  ・地域産業活性化と農業政策の抜本的見直し

  ・経済成長と財政の健全化を約束した骨太2006を堅持。

 4.行政を、活力を生む地方分権に立て直す

  ・国家公務員の地方自治体への再配置、安定的な地方財源の確保、地方交付税改革を

   行う。

  ・地方分権を推進するため、総務省、経済産業省、厚生労働省、農林水産省、環境省

   国土交通省など業務を見直し、中央政府を再々編する。

 5.外交・安全保障を、国民の幸せを守るものに立て直す

  ・インド洋派遣を継続し、現行PKO法・特措法に代わる自衛隊派遣のための「一般

   法」を制定。

  ・東アジア安定に向けリーダーシップの発揮

  ・エネルギー・食糧、地球環境などで戦略的外交の展開

※ロイターニュースサイトでの自民党総裁選の特集ページはこちらでご覧いただけます。

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