[19日 ロイター] 米製薬大手ファイザーPFE.Nの幹部は、ワイスWYE.N買収計画について当局の承認を得るため、一部事業を売却せざるを得ないとの見方を示した。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が19日、報じた。
それによると、ファイザーのアメリオ最高財務責任者(CFO)はボストンでの会合で、当局の承認を得るためには、家畜やペット向け医薬品を手がけるアニマルヘルス事業を一部手放す必要があるかもしれない、と述べた。ただ、その場合でも、影響は同事業の売上高の10%足らずにとどまるとの見方を示した。
同CFOは、ファイザーもワイスも動物向け医薬品事業でそれぞれ強い分野を持ち、事業の重複があるとしている。独禁当局との協議はまだ続いていると述べた。
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