[東京 15日 ロイター] 投資信託やインデックス投資、資産運用に関するブログを立ち上げているブロガーらが独自の視点で選定するファンド・オブ・ザ・イヤー2012に、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」が選ばれた。
同ファンドは09にもファンド・オブ・ザ・イヤーを受賞、11年は6位だった。
12日に開かれた「第5回インデックス投資ナイト」で発表された。
投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤーは今回で5回目。対象となったファンドは、12年10月末までに設定された投資信託(ETFを含む)および日本の証券会社を通じて買い付け可能な海外籍ETF。投票は投信ブロガーであることが前提で、今回は66人(前回は60人)が投票。1人が5ポイントを持ち、その5ポイントを好きな投信に振り分け投票する。
今回1位となった「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」は、日本を除く先進国で構成されるMSCIコクサイ指数に連動する上場投資信託(ETF)。同ファンド1本で世界中に投資できる手軽さと低コストが評価されていた。
投信ブロガーが選ぶファンド・オブ・ザ・イヤー2012のランキングは以下の通り。
1位 「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」
(バンガード・インベストメンツ・ジャパン)
2位 「外国株式インデックスe」62007572JP.LP
(三井住友トラスト・アセットマネジメント)
3位 「eMAXIS 新興国株式インデックス」62007310JP.LP(三菱UFJ投信)
4位 「結い2101」62007552JP.LP(鎌倉投信)
5位 「ひふみ投信」62006808JP.LP( レオス・キャピタルワークス )
6位 「SMTグローバル株式インデックス・オープン」62006412JP.LP
(三井住信トラスト・アセットマネジメント)
7位 「ニッセイ日経225インデックスファンド」62004488JP.LP
(ニッセイアセットマネジメント)
8位 「野村インデックスファンド新興国債券・為替ヘッジ型62007854JP.LP
(野村アセットマネジメント)
9位 「セゾン資産形成の達人ファンド」62005984JP.LP(セゾン投信)
10位 「年金積立 インデックスファンド海外新興国株式」62006570JP.LP
(日興アセットマネジメント)
(ロイターニュース 岩崎成子)
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」