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韓国企業がロシアの「宝船」発見と主張、各方面から疑問の声

 7月19日、日露戦争中の1905年に日本軍との海戦後に沈没し、巨額の財宝を積んでいた「宝船」とされるロシアの軍艦を発見したと韓国の企業が発表したが、政府当局や研究者からは疑問視する声が出ている。写真はYonhapが17日配信(2018年 ロイター)

[ソウル 19日 ロイター] - 日露戦争中の1905年に日本軍との海戦後に沈没し、巨額の財宝を積んでいた「宝船」とされるロシアの軍艦を発見したと韓国の企業が発表したが、政府当局や研究者からは疑問視する声が出ている。

韓国のシニル・グループは18日、1300億ドル相当の金塊を積んだ軍艦「ドミトリー・ドンスコイ」を発見したとし、船舶の名前が読み取れる写真とビデオも添付した。同社は「世界で唯一の発見者」だと主張、来週にはこの主張を裏付ける根拠も公表するとしている。

一方、韓国海洋科学技術院(KIOST)は2003年にこの軍艦を発見したとメディアに公表しており、ウェブサイトに軍艦の残骸とする2007年の写真と現場地図を公開している。

また報道では、別の建設会社も最初の発見者を名乗っている。

さらに一部の研究者は、これまでに言われている大量の宝についても疑問を提示。韓国金融当局はトレジャーハンティングのベンチャー企業への投資に慎重な対応を呼びかけている。

シニル・グループは、ウェブサイトに掲載した別の文書で、仮想通貨取引所「ドンスコイ・インターナショナル」の開設について説明。ドンスコイから得た「利益を分配」するため、取引所の利用を申し込めば仮想通貨を分配するとしている。

金融監督院(FSS)は18日、過去にもトレジャーハンティング企業の株価が発見直後に急騰し、後に破産を申請した例があるなどとして、投資の「過熱」に警鐘を鳴らした。

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