for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米ドアダッシュ、第4四半期は受注急増 7.5億ドル自社株買い発表

 2月16日、料理宅配アプリの米ドアダッシュは、7億5000万ドル相当の自社株買いを実施すると発表した。写真はレストランに貼られたドアダッシュの看板。ニューヨークのマンハッタンで2020年12月撮影(2023年 ロイター/Carlo Allegri)

[16日 ロイター] - 料理宅配アプリの米ドアダッシュは16日、7億5000万ドル相当の自社株買いを実施すると発表した。また主要な利益指標について市場予想を上回る見通しを示した。同日発表した昨年第4・四半期決算は、料理や食料品、ペットケア商品の受注急増で好調な内容だった。

料理宅配は新型コロナウイルス流行の際に利用が急増し、ドアダッシュやウーバーイーツなど各社は恩恵を受けた。コロナ禍が落ち着いた後も、これらの企業はサブスクリプションパスで無料配達を提供するなどお得なサービスを打ち出し、料理宅配の勢いは続いている。

ドアダッシュは、総受注額(全てのアプリ注文とサブスクリプション料の合計額)が、2023年は600億─630億ドルとなり、22年の534億ドルから増加すると予想した。収益性の指標となる調整後の支払利息・税金・償却控除前利益(EBITDA)は5億─8億ドルと見込み、アナリストの予想の5億9180万ドルを大幅に上回った。

第4・四半期決算では、受注件数が4億6700万件となり、前年同期比27%増加した。売上高は40%増の18億2000万ドルで、リフィニティブがまとめた予想(17億7000万ドル)を上回った。

一方、第4・四半期の純損失は6億4200万ドル(1株当たり1.65ドル)と、前年同期の1億5500万ドル(0.45ドル)から拡大した。株式ベース型報酬や人員削減に関連するコストが響いた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up