[14日 ロイター] - 世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」(AIU)は14日、2017年ロンドン・マラソン男子で優勝したダニエル・ワンジル(27、ケニア)をドーピング疑惑により暫定的に資格停止処分としたことを発表した。
反ドーピング規約により、ワンジルは審理が終わるまであらゆる競技に参加できない。
過去5年間で、約60人のケニア選手が禁止薬物違反で制裁を受けている。昨年には、アスベル・キプロプ、アブラハム・キプトゥムなどが4年間の資格停止処分を科された。
また、今年1月にはマラソンの元世界記録保持者で2012年ロンドン五輪銅メダルのウィルソン・キプサングが居場所情報の不開示、サンプル改ざんの疑いで暫定処分を受けた。
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