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ユーロ圏に低金利必要、各国政府も責任果たすべき=ECB総裁
2016年9月28日 / 14:22 / 1年前

ユーロ圏に低金利必要、各国政府も責任果たすべき=ECB総裁

[ベルリン/フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は28日、独下院議会委員会で証言を行ない、ユーロ圏経済の成長回復に向け低金利が必要になっており、金利が通常の水準に戻ることを望むなら各国政府はそれぞれの責任を果たす必要があるとの考えを示した。

 9月28日、ECBのドラギ総裁が独下院議会委員会で証言を行った。写真はベルリンで同日撮影(2016年 ロイター/Axel Schmidt)

同総裁は「ECBの金融政策は成長と雇用の支えになってきた」とし、ECBの政策により最終的にはインフレ率を目標に引き上げることができると指摘。「将来的に金利をより高い水準に再び引き上げるためには、現時点で低金利が必要となっている」と述べた。

出席者らによると、同総裁はユーロ圏の中期インフレ率について、2%近辺だがやや下回る水準とする目標を維持する考えを示した。

同総裁は「ECBの金融政策の恩恵を最大限引き出すには、各国政府のほか、欧州全体で他の機関も断固としてより多くの貢献を行なう必要がある」と述べた。

同総裁は「われわれの政策の恩恵を受け、ドイツを含むユーロ圏全体で、貯蓄者、従業員、起業家、年金生活者、納税者の暮らし向きが結局は向上する」と述べた。

2008─15年のドイツ家計利払い額が、総可処分所得に占める割合は、金利収入以上に大きく低下したと指摘。「長期間の低金利は確かに、利回りを求める動きの結果、資産市場の過大評価リスクを招く恐れはある。ただ、ユーロ圏やドイツ経済全般に、過熱は現時点でみられない」と話した。

ECBの政策に対してはドイツが批判的な姿勢を崩しておらず、ECBと同国との間の緊張が高まるなかでの証言となった。

*内容と写真、カテゴリーを追加して再送します。

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