February 5, 2018 / 5:40 PM / 5 months ago

ユーロ圏物価安定、外為相場が阻害要因として浮上=ECB総裁

[フランクフルト 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は5日、ECBはユーロ圏のインフレ率を目標に引き上げることに一段の確信を深めているが、外国為替市場のボラティリティーという新たな阻害要因に直面しているとの認識を示し、ECBは緊密に注視すると述べた。

ドラギ総裁は欧州議会で、「ECBはユーロ圏のインフレ率を目標とする2%をやや下回る水準に引き上げることに一段の確信を深めているが、インフレの面で勝利を宣言することはまだできない」と述べた。

そのうえで、「このところの為替相場のボラティリティーに起因する新たな向かい風が発生した。このことは物価安定に対する中期見通しを緊密に注視する必要があることを示している」と述べた。

ドラギ総裁は前月末のECB理事会後の記者会見でユーロの上昇は「不確実性の源」となっているとの認識を示しているが、この日の発言では「注視」の前に「緊密に」との文言を追加したことが注目される。

ユーロ圏経済については「堅調に拡大している。成長率はこれまでの予想を上回り、潜在成長率も大幅に上回る」と指摘。「成長の裾野が広い時は景気拡大は力強く耐性も出ることから、経済成長にとり幸先の良い展開となる」と述べた。

ただ、基調的なインフレ圧力を高めるためにECBは政策について忍耐強く、かつ粘り強くあり続けるとの立場を示した。

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