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英イージージェット、ワクチン報道で予約急増 通期は初の赤字

11月17日、英格安航空会社(LCC)のイージージェットは、9月期通期決算が12億7000万ポンド(16億8000万ドル)の赤字となったことを明らかにした。写真はベルリン・ブランデンブルグ空港に駐機中のイージージェット機。10月撮影(2020年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英格安航空会社(LCC)のイージージェットEZJ.Lは17日、9月期通期決算が12億7000万ポンド(16億8000万ドル)の赤字となったことを明らかにした。

通期の赤字計上は創業以来初めて。ただ、新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が報じられた当日は、予約が50%近く急増したという。

ヨハン・ラングレン最高経営責任者(CEO)は、旅行需要は底堅いと指摘。BBCラジオに「人々がそのうち旅行したいと考えていることは分かっている。先週の月曜は、ワクチンについて報じられただけで、予約が50%近く増えた」と述べた。

同社の株価は、ワクチン開発の進展が報じられたことを受けて、先週45%上昇。17日も0802GMT(日本時間午後5時02分)現在、1.6%値上がりしている。

同CEOは、新規の資金調達が必要かとの質問に「いや、現時点では良好だ」とした上で「ただ、状況に対応するため、あらゆる選択肢を引き続き検討していく方針も明らかにしている」と述べた。

同社は、イングランド銀行(英中央銀行)と財務省と協議後、イングランド銀行がコマーシャルペーパー(CP)を買い入れる制度の下で借り入れを継続する方針を示した。

投資家がコスト削減の指標として注目する四半期ベースのキャッシュバーン(現金燃焼)は6億5100万ポンドで、前四半期の7億7400万ポンドから改善した。

イングランド、フランス、ドイツではロックダウン(都市封鎖)が導入されており、同社は現在、計画していた輸送能力の20%程度で運航している。短期的な見通しが不透明なため、業績予想は示せないとしている。

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