[オスロ 16日 ロイター] - 英競争・市場庁(CMA)は、ノルウェーのアデビンタによる米電子商取引大手イーベイのクラシファイド広告(案内広告)事業の買収計画に懸念を表明した。
アデビンタが16日明らかにした。
買収計画は昨年7月に発表された。買収額は92億ドル。実現すれば、世界最大のクラシファイド広告グループが誕生することになる。
アデビンタによると、イーベイのクラシファイド広告部門の連結売上高に占める英国事業の比率は10%未満、アデビンタの連結売上高に占める英国事業の比率は1%。
アデビンタによると、両社はCMAの懸念を解消するため、今月23日の期日までに法的拘束力のある解決策を共同で提示する方針。
CMAは両社の提案を受け入れるか、詳細な調査の対象にするかを5営業日以内に決定するという。
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