February 23, 2018 / 8:54 PM / 4 months ago

ECB、十分な買い入れ実施 リスク冒さず撤退可能=クーレ専務理事

[フランクフルト 23日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は23日、ECBはすでに十分な規模の債券買い入れを実施したため、正当な根拠のない長期債利回りの上昇というリスクを冒すことなく、一段の買い入れから手を引くことができるとの考えを示した。

クーレ専務理事はニューヨークで開かれている会議で、ECBの買い入れが重要な節目に達すれば、長期債利回りの抑制にそれほど多くの追加的な買い入れは必要なくなるとし、こうしたことは独連邦債で明確に実証されていると述べた。

同専務理事は「タームプレミアムが正当な根拠なく圧縮されるリスクを冒さずに、ユーロシステムは買い手として将来的に市場から撤退できる」と指摘。ただ、買い入れ策の終了を巡る観測が高まると金利を巡る先行き不透明感も高まり、これにより利回りが上下に振れやすくなる可能性があるとし、こうしたことは抑制される必要があるとの見方を示した。

クーレ専務理事はECBの資産買い入れプログラムの終了については直接言及しなかったものの、今回の発言はECBが同プログラムを年末までに終了させるとの観測を後押しするものとして受け止められる可能性がある。

ECBは初めての利上げ実施時期について 資産買い入れ策を終了してからかなり後になるとの見解を表明。市場では最初の利上げは2019年央ごろになるとの見方が出ている。

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