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ユーロ圏銀行の配当、3分の2縮小の見通し=ECB監督委員長

[フランクフルト 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のアンドレア・エンリア監督委員長は16日、ユーロ圏の金融機関は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う損失を補うため、配当を通常の3分の2程度に縮小させるとの見通しを示した。

ECBは3月、ユーロ圏の金融機関に対して自社株買いと配当を年末まで自粛するよう求めていた。ただ、15日には、資本水準が十分と見なされる場合に制限付きで認めた。

具体的には、2019─20年の累計利益の15%以下、もしくは普通株等Tier1(CET1)自己資本利益率を20ベーシスポイント(bp)を超えて上回らない範囲内で配当金支払いと自社株買いを実施できるとした。

エンリア氏は、イタリアの銀行団体の会合で、配当制限が完全に撤廃される予定の来年9月までのユーロ圏金融機関の配当は、100億─120億ユーロ(122億─146億ドル)程度になる見通しだと指摘。通常の年の約3分の1だと説明した。

ドイツの金融監督当局も、国内大手銀行の株主還元規模は当初予定の半分程度に留まるとの見通しを示している。

ただ、金融機関は、株主還元の制約により投資家を引き付けることが困難になると不満を示している。

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