August 5, 2018 / 11:12 PM / 14 days ago

銀行規制の緩和、当局の危機防止力削ぐ懸念=ECB専務理事

[ベルリン 5日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は、欧州の銀行規制緩和は、危機発生を防止する力を規制当局から奪うリスクがあるとの見解を示した。独日曜紙ビルト・アム・ゾンタークの取材に答えた。

同紙によると、専務理事は「迫っている規制緩和に対し懸念を抱いている。米国だけでなく、欧州もだ」と言明。「金融危機後、監督当局は強化され、迫っているリスクに対し前もって対応するためのツールを与えられた。それ以前の当局は、既に悪影響が及んできた後から反応することしかできなかった。その時代へと振り子の揺れが戻らないことを確実にしなければならない」と述べた。

ECBは7月11日、ユーロ圏内の銀行に義務付ける不良債権処理に関する指針で、銀行が抱える不良債権の水準が特段に高い場合には、引当金の計上に追加の時間的猶予を与えると発表。銀行からの抵抗に対し、譲歩を示した形となった。

専務理事は「資本関連の規制に関する提案の中には、懸念される点もある。特定のリスクにおいて、当局がより多くの資本を求めるのが難しくなるかもしれない。監督当局が使用できるツールは弱体化するだろう」と話した。詳細については触れなかった。

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