February 7, 2014 / 8:12 PM / 6 years ago

UPDATE 1-欧州銀行監督一元化の規則案、買収承認などECBに幅広い権限 

* ECB、11月からユーロ圏の大手銀行を直接監督

* M&Aや銀行免許に関する承認などECBに幅広い権限

* 単一監督メカニズム、11月4日始動

* ECB直接監督の対象行、9月までに決定 (内容を追加しました。)

[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は7日、11月から始動する銀行監督一元化を前に、監督規則に関する草案を公表した。

草案では、「単一監督メカニズム(SSM)」の下で、ECBと各国の監督機関がどのように協調するのかを説明しており、買収承認や資本積み増し命令など、ECBに幅広い権限を付与する内容となっている。

ECBは約130の域内大手行の監督を11月に開始することになっており、その他の5900前後の銀行は各国の監督機関が管轄する。ECBは必要に応じて5900の銀行についても介入する権限を有する。各国当局はまた、銀行が経営危機に陥った場合、ECBに報告することが義務付けられる。

ECB金融安定局の責任者、イグナシオ・アンジェローニ氏は「ECBはM&A(合併・買収)やその他の運営に関する承認の是非について決定する」と説明した。

この他、ECBは銀行免許の認可や取り消しに関する最終決定権を有するほか、システミックリスクを抑制するため、各国当局が求める以上の自己資本の積み増しを命じることも可能。

業界団体などは、19日にECBで行われる公開ヒヤリングで草案に関する意見を述べることができる。意見公募は3月7日まで受け付けられ、最終文書は5月4日に公表される予定。

ECBは監督一元化に先立ち、ユーロ圏128行を対象に資産査定を実施する。

そのすべてがECBの監督対象にはならない可能性があり、ECBは9月までに対象行を決定する。ただ大手のドイツ銀行 やウニクレディト などは、直接監督下に置かれるとみられている。このリストは毎年見直される。

11月4日以降は、各国当局とECBのメンバーで構成される共同監視チームが直接監督対象行の監視に当たる。ドイツ銀行の規模で、監督チームの人数は35─50人に上る可能性がある。

直接監督下に置かれるかどうかの判断は以下の5基準に沿って決定される。

1)総資産価値

2)拠点を置く国の経済における重要性、または欧州連合(EU)全体における重要性

3)国境を越える活動の重要性

4)欧州金融安定ファシリティー(EFSF)または欧州安定メカニズム(ESM)からの支援を要請、もくしくは受け取ったか

5)各国における最も重要な銀行3行に含まれるか

3年連続で直接監督下に置く銀行の基準を1つも満たせない銀行については、各国当局の監督下に戻る。

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