September 2, 2019 / 12:19 AM / in 17 days

ECB理事会新メンバーのホルツマン氏、追加緩和に「懐疑的」

9月1日、オーストリア国立銀行(中銀)総裁に就任したロバート・ホルツマン氏はこの日に行ったオーストリア放送(ORF)テレビのインタビューで、欧州中央銀行(ECB)によるさらなる金融緩和に懐疑的な立場を示した。フランクフルトのECB本部前で3月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[チューリヒ 1日 ロイター] - オーストリア国立銀行(中銀)総裁に1日就任したロバート・ホルツマン氏はこの日に行ったオーストリア放送(ORF)テレビのインタビューで、欧州中央銀行(ECB)によるさらなる金融緩和に懐疑的な立場を示した。

ECB理事会メンバーに新たに加わるホルツマン氏は「マネーサプライ(通貨供給量)のさらなる拡大や預金金利の引き下げについて私は懐疑的だ」と表明。現在の金利水準を絶対的な下限と見なすという意味か問われると、「(変更するなら)むしろ逆方向に動かす必要がある」との見方を示した。

総裁は前日放送されたORFラジオとのインタビューでもタカ派的姿勢を示していた。前任のノボトニー前総裁もタカ派として知られていた。

ホルツマン氏は前日のインタビューでオーストリア中銀のスタッフと政策方針に関する文書を作成していると明かし、金融緩和措置の拡大について「やや批判的な立場を恐らく表明することになる」と述べた。「金融緩和にメリットはあるが、限界もある。長期間続けばなおさらそうだ」と語った。

ECB理事会の次回会合は9月12日に予定されており、利下げや追加的な資産購入を決定する可能性が高いとみられている。[nL4N24Q3IW]

ホルツマン氏は、2010年代前半のECBの金融緩和や国債購入は通貨ユーロの安定維持にとって重要だったが、この目的は既にほぼ果たしており、ECBとユーロ圏の中銀は大量の国債をバランスシート上保有していると指摘。「さらなる(プラス効果)が表れる可能性は極めて小さい」とした。

さらに、低金利は不適切な資源配分や価格形成を招くリスクがあるとし、「長期的には欧州や世界にとって極めてマイナスな影響を及ぼし得る」と強調した。また、マイナス金利についても「概して懐疑的」だと語った。

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