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ECB債券買い入れ、独国債購入額が8カ月連続で規定下回る
December 5, 2017 / 12:30 AM / 14 days ago

ECB債券買い入れ、独国債購入額が8カ月連続で規定下回る

[フランクフルト 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)による11月の債券買い入れでは、ドイツ国債の購入額が規定を8カ月連続で下回り、その代わりにフランスとイタリアの国債買い入れを増やしたことが4日公表のデータで明らかになった。

ECBは加盟国の経済規模および出資比率に応じて買い入れを行う「キャピタルキー」規定を設けているが、11月のドイツ国債買い入れは115億6200万ユーロと、規定を5億ユーロ近く下回った。

ECBによる2兆5500億ユーロ(3兆0200億ドル)規模の資産買い入れプログラムは、各国の債券の3分の1以上の保有を禁じるなどのルールが設けられており、ドイツが財政黒字を背景に国債発行を減らすなか、独連邦債の不足が差し迫った問題となっている。

ドイツはこれらのルールを緩めることに反対しているため、ECBが国債不足に陥ることを回避するため、ドイツ国債の購入を減らし、他の諸国の国債に資金を振り向けていることが11月のデータであらためて示された。

ECBは債券買い入れの期限を2018年9月末としているが、再延長となれば独連邦債の購入規模が問題となる可能性がある。ドイツは再延長に反対している。

ECBのためにドイツ国債購入の大半を実行しているドイツ連銀(中銀)はこれまで、購入対象となる独連邦債は不足に陥っていないとして規定の変更に反対している。

11月のフランス国債の購入額は104億3900万ユーロ、イタリア国債は90億7700万ユーロと、それぞれ規定を10億ユーロ近く上回った。

ただ、ドイツ国債の累積買い入れ額は依然として規定を60億ユーロ近く上回っている。それでもなお、超過額ではスペインがドイツを上回った。

経済規模が小さい諸国は規定を大幅に下回っており、ポルトガルは規定を120億ユーロ下回る。

ドラギECB総裁はこれまで、キャピタルキーからの乖離(かいり)は一時的で、市場の状況を反映しているだけとの見方を示している。

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