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ECB緩和策は長期化、ユーロ高の影響限定へ=クーレ専務理事
2017年9月11日 / 08:17 / 2ヶ月前

ECB緩和策は長期化、ユーロ高の影響限定へ=クーレ専務理事

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は11日、以前の需要ショックの時期と比べて、ECBの緩和政策はより長期的に続く可能性があり、ユーロ高のマイナスの影響が限定される見込みだと指摘した。

 9月11日、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ユーロ圏の成長改善によって、ユーロ高のマイナスの影響が一部相殺される可能性があるが、為替ショックが長引けばインフレを押し下げかねないと指摘した。写真はロイターのインタビューに応える同専務理事。フランクフルトで5月撮影(2017年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

ユーロEUR=は今年、対ドルで14%上昇。ドラギECB総裁も先週、不透明感の原因としてユーロ相場を指摘したが、専務理事のコメントは、政策当局者らがさほど神経質になっていないことを示唆した。

専務理事はフランクフルトの会合で「過去の需要ショックと比較して、政策はより長期的により緩和的な状態が続く見通しであり、成長がけん引するユーロ高の影響は抑制されるだろう」との認識を示した。

また「ユーロ圏の現在の回復は主に内需にけん引されているため、世界的な金融危機後と比べて、ユーロ高が成長に及ぼす影響は小さなものになるのかもしれない」とも語った。

ECBは「中期的に」インフレ率を2%前後にすることをターゲットとしているが、「中期的」は明確には定義されていない。ユーロ圏のインフレ率は4年半に渡り目標を下回っており、先週示された予想によると、2%に向けて上昇するのは2020年以降になる見込みだ。

専務理事は「インフレ圧力の弱さを踏まえると、われわれの金融政策戦略で使われる『中期』はより長くなるかもしれない」と述べた。

一方「為替への外因的なショックが長引けば、金融の状況の正当化されない引き締めが起こり、インフレ見通しにも望ましくない影響が及ぶ可能性がある」と述べた。

*内容を追加します。

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