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ECB、現金利用低下なら仮想通貨の導入加速も=機密文書

欧州で現金利用度が低下すれば、欧州中央銀行(ECB)は仮想通貨(暗号資産)の導入を加速させる可能性もあることが、ECBの機密文書で明らかになった。フランクフルトのECB本部で7月撮影(2019年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州で現金利用度が低下すれば、欧州中央銀行(ECB)は仮想通貨(暗号資産)の導入を加速させる可能性もあることが、ECBの機密文書で明らかになった。

文書では「業界の取り組みにもかかわらず革新的かつ効果的な欧州決済システムが開発できない場合、社会的な必要性に応えるべく中銀が仮想通貨を発行することは可能だ」と指摘。また現金は支払手段として依然、欧州で非常によく利用されているが、「今後現金の利用度が減る兆候が見られた場合、中銀は加速的に仮想通貨分野に進出する可能性がある」とした。

さらに、中銀が発行・保証する仮想通貨の影響は計り知れず、金融政策運営や金融セクターの業態をも変え得るが、導入による悪影響など仮想通貨の特徴を一層「注意深く調べる」必要があると指摘した。

この文書は5日の欧州連合(EU)財務相会議の場で議論される見通し。ECBが保証するユーロ圏の即時決済システム「TIPS」は昨年導入されたものの、金融機関はこれまでのところ慎重な対応を崩していない。

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