February 4, 2015 / 10:53 PM / 5 years ago

ECB、ギリシャ国債への適格担保規定の特例措置解除

[フランクフルト/ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は、ギリシャ国債および同国が保証する証券について、担保として認める特例措置を11日から解除することを決めた。特例措置の解除で、ギリシャ中央銀行が国内行への資金供給を担うことになる。

 2月4日、欧州中央銀行は、ギリシャ国債および同国が保証する証券について、担保として認める特例措置を11日から解除することを決めた。1月撮影(2015年 ロイター/Alkis Konstantinidis)

ECB内では多くが、支援と引き換えに約束した改革をギリシャが破棄するとみており、こうした状況を踏まえた上で判断した。

わずか数時間前には、ギリシャのバルファキス財務相とドラギECB総裁が会談していた。

ECBは同時に、ギリシャ中銀を通じた国内銀向け緊急流動性支援枠(ELA)の承認を更新。この枠組みを通じて、ギリシャ中銀は国内行に資金を供給することになる。

ギリシャ中銀は今後数週間、銀行に巨額な資金を供給する必要に迫られる見通し。中銀が最終的に困難に直面した場合、介入する役割を担うギリシャ政府にその余裕はない。

ギリシャの新政権は債務問題について、ユーロ圏の関係国から譲歩を引き出そうと模索していたが、ECB側はこうした要望を事実上、拒否した。

今後はギリシャの銀行が困難に直面する見通し。銀行筋によると、急進左派連合(Syriza、シリザ)が勝利した総選挙後の預金流出で、ギリシャでは既に2行がELAを通じた支援を受け始めた。

ギリシャのチプラス首相とバルファキス財務相は、債務問題に関する新たな合意への支援を取り付けるため、欧州各国を巡り、首脳らと会談した。

だが、5日の会合向けにドイツが準備した文書では、ギリシャに改革の約束を果たすよう求める姿勢が鮮明になっている。文書は「主要改革の全てを実行するギリシャの明確なコミットメントが必要」と指摘した。

緊縮緩和に一定の理解を示すとみられていたフランスやイタリアでさえ、ギリシャに対する対応は冷ややかだった。フランスのオランド大統領は、ユーロ圏のルールは全加盟国に適用されると述べていた。

*内容を追加します。

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