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ECB国債購入、長期的に成功したか判断できず=アイルランド中銀総裁
2012年5月8日 / 18:22 / 6年前

ECB国債購入、長期的に成功したか判断できず=アイルランド中銀総裁

[ロンドン 8日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるホノハン・アイルランド中銀総裁は8日、ECBの国債買い入れプログラムが長期的な成功と言えるか、まだ判断できないとの認識を示した。

証券市場プログラム(SMP)は過去8週間、買い入れ額がゼロとなっているが、スペインの銀行をめぐる懸念や、ギリシャ総選挙、フランス大統領選の結果を受けて欧州情勢の不透明性が強まるなか、再び市場関係者の注目を集めている。

ホノハン総裁は講演で、SMPは速やかに実施されたものの、各国の市場金利の違いを解消したとは決して言えないと指摘。各国の金利の違いによって、ユーロ圏経済全体に効果的な金融政策を決定することがますます難しくなっているとの見方を示した。

また、大幅な「ヘアカット」(債務元本の減免)を伴う大規模なギリシャ債務の交換を回避するという、主な目標も達成できなかったと述べた。

「市場へのSMP導入の伝え方、買い入れに対する見解の相違により、ECB関係者全体のコミュニケーションの統一性がやや低下したと思われる。買い入れをめぐるコミュニケーションには問題があったと言えるだろう」と指摘した。

その上で「この政策が長期的な成功と言えるかはまだ分からない。長期的に何を達成するとみられていたのかについても、様々な見解がある」と語った。

長期資金供給オペ(LTRO)については、ECBは市場の懸念に無関心、あるいは懸念を把握していないという市場関係者の誤った理解を修正したとの認識を表明した。

LTROによってアイルランド国債のスプレッドが国際支援実施前の水準へ低下することはなかったものの、LTROの発表には市場に安心感をもたらし安定させるアナウンス効果があったと述べた。

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