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インタビュー:緩和策長期維持、拙速解除より安全=ECB副総裁
2017年5月11日 / 14:22 / 6ヶ月後

インタビュー:緩和策長期維持、拙速解除より安全=ECB副総裁

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、金融緩和策を長く維持することが、景気が再び悪化する事態を回避する安全な方策とし、秋まで政策変更に関する決定を見送る公算が大きいことを示唆した。ロイターのインタビューに応じた。

副総裁は「緩和策を長く維持することは、時期尚早な刺激策の解除よりもリスクが少ない」とし、「われわれはインフレが目標に向けて持続的に回帰すると確信する必要がある」と述べた。

発言を受けて、ユーロ/ドルEUR=は一段安となった。

ドラギ総裁、プラート専務理事も同様の見解を最近示しており、ドイツなどから緩和解除を求める声が強まる中、ECB専任役員会のハト派メンバーが結束を固めている様子がうかがわれる。

ECBは月額600億ユーロの資産買い入れを12月まで継続し、その後も金利を低水準に据え置く方針を示している。コンスタンシオ副総裁は「われわれは12月まで政策にコミットしていると明確に示しているため、次の行動は自然と秋に決めることになる」と述べた。その頃までには一段の情報が得られているとした。

ユーロ圏の景気回復は勢いを増しているほか、インフレ率も1%を上回る水準に加速。ワイトマン独連銀総裁ラウテンシュレーガー専務理事らタカ派は、緩やかな引き締めを主張している。

だがコンスタンシオ副総裁は、コアインフレ率の上昇と賃金の伸び拡大を確認する必要があると話す。

「われわれは、成長に対するテールリスクは後退したと認識している」とし、「インフレについては中期目標に達するため、その持続可能性、かつ国内にインフレ押し上げ要因が存在することを確信する必要がある」とした。

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