September 4, 2019 / 7:44 PM / 11 days ago

欧州議会委、ECB次期総裁へのラガルド氏起用を承認

欧州連合(EU)欧州議会の経済金融委員会は4日、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁にクリスティーヌ・ラガルド氏を起用する人事を賛成37票、反対11票で承認した。メキシコ市で5月撮影(2019年 ロイター/HENRY ROMERO)

[フランクフルト/ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州議会の経済金融委員会は4日、欧州中央銀行(ECB)の次期総裁にクリスティーヌ・ラガルド氏を起用する人事を賛成37票、反対11票で承認した。投票は無記名で棄権は4票だった。

2週間後には本会議で採決が行われ、その後、10月中旬のEU首脳会議で最終決定される。

11月1日にドラギ総裁の後任として新総裁に就任する予定のラガルド氏は、ECBは金融緩和を長期間維持する必要があり、気候変動など世界が直面する問題も考慮すべきという認識を示した。

ラガルド氏は欧州議会の経済委員会での指名公聴会で、ECBの政策枠組みに言及。前回見直しが行われた2003年以降、世界情勢は変化したと認めた上で、米連邦準備理事会(FRB)やカナダ中銀と同様、ECBも政策枠組みの見直しを行うべきと表明した。

同氏は「2003年以降、多くの事柄が変化した。こうした状況を踏まえ、(政策に関する)利便性とコストの比較および金融政策枠組みの見直しが正当化されるものと強く確信している」と語った。

物価安定が第一の責務であることは言うまでもないが、気候変動や環境保護の問題も重要であるとした。また長期にわたる超金融緩和は必要だが、非伝統的政策が及ぼす副作用にも注意しなければならないと強調した。その他、ユーロ圏は域内各国の債券を一つにまとめた金融資産の発行を検討すべきと提案した。

ラガルド氏は、ドラギ総裁が2012年にユーロ防衛のため「やれることは何でもする」と約束した時のように大胆になる準備ができているかとの質問に、そうした約束をしなければならないことは、政府を含めたその他当局が成長押し上げに失敗したことを意味するだろうと述べた。

同氏は「そのようなことを言う必要がないことを望む。そう言わなければならない場合、その他の経済政策立案者がやらなければならないことをやっていないことを意味するからだ」と語った。

*内容を追加しました。

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