July 11, 2019 / 4:43 PM / 5 days ago

ECB、一段の緩和を準備 「不確実性高い」=議事要旨

[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が11日に公表した6月の理事会の議事要旨で、「不確実性が高い」環境下でユーロ圏経済に一段の刺激策を提供する用意を整えておく必要があるとの見解で一致していたことが分かった。

ECBは6月の理事会で金利ガイダンスを変更し、少なくとも2020年上半期を通して金利を低水準にとどめるとした。このほか、新型の貸出条件付き長期資金供給オペ(TLTRO3)に適用される金利を、最も低い場合でマイナス0.3%(中銀預金金利に0.1ポイント上乗せ)とすることも決定した。

議事要旨は、「将来的に一段と拡大する可能性のある不確実性の高まりを踏まえ、理事会は金融政策スタンスをさらに緩和する用意を整えておく必要があるとの幅広い合意が得られた」とし、実施される可能性のある措置として、金利ガイダンスの変更や利下げのほか、新たな資産買い入れを挙げた。

ドラギ総裁は6月の理事会で近い将来の一段の刺激策実施に道を開いたが、同理事会ですでにさらなるガイダンスの変更や利下げ、新たな資産買い入れ策が討議されていたことになる。

議事要旨からはこのほか、インフレ率が低水準にとどまった場合はECBは「一段と戦略的」な措置を検討することも判明。インフレ率が目標を下回ることも上回ることも容認することを強調する姿勢であることも明らかになった。

インフレ率については、ECB当局者が2021年の見通しである1.6%はECBが設定する目標から「やや離れている」との見方を示していることが判明。金融市場で見られているインフレ期待の急落に「慢心している余地はない」とした。

ECBは次回理事会を7月24─25日に開く。

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