[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのワイトマン独連銀総裁は28日、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の債券買い入れについて、段階的な縮小を支持する考えを示した。
新型コロナウイルスを抑制するための目立った措置が全て解除され、経済の底堅い回復が確認されれば、このスキームを終了すべきと指摘。「なお不確実性が残っているため、危機対応からの脱却をかなり前に決定することはできないが、急にPEPPを終了しなければならないことがないように、前もって買い入れを段階的に減らすことが可能だ」と述べた。
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