December 17, 2019 / 10:01 AM / a month ago

「経済支援はECB任せ」、クーレ理事がユーロ圏政府を批判

12月17日、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事(写真)は、ユーロ圏諸国は経済の支援で果たすべき責務をほとんど顧みず、ECBに対応を要請するばかりだと指摘した。フランクフルトで2017年5月撮影(2019年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[フランクフルト 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、ユーロ圏諸国は経済の支援で果たすべき責務をほとんど顧みず、ECBに対応を要請するばかりだと指摘した。

ECBは、債務危機などにさまざまな政策対応を講じてきた。その処置は概ね成功したが、非伝統的措置には財政ファイナンスとの指摘もつきまとう。

仏紙リベラシオンが16日遅くに報じたところによると、年末に専務理事の任期満了を迎えるクーレ氏は「ECBの政治問題化は、経済通貨同盟(EMU)の政治的柱の弱さの結果だ」と発言。

「財政面の連携欠如が意味するところは、仕事をしているのはわれわれだということになる」とし「ECBはやり過ぎで民主性に欠けるという批判も一部にあるが、ECBに対する過剰な期待は、政治面の弱さの裏返しにほかならない」と述べた。

10月に退任したドラギ前総裁は、ユーロ圏各国政府に、ECBに頼らず、財政政策で経済を支援するよう繰り返し要請していた。

クーレ氏は、各国が共通の合意した財政ルールへの関心が薄かったためにEMUを危機にさらしていると指摘。

各国が全体的な利益に注力できないことを踏まえると、ユーロ圏は支出について強力な決定権限を持つ中央集中的な予算が必要になるとし、「それがない限りは、危機が起こらないよう願うしかない」と語った。

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