September 17, 2018 / 10:09 AM / 3 months ago

ECB、適切な時期に利上げペース明示すべき=クーレ理事

[ベルリン 17日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は17日、ECBは金融政策を一段と引き締める局面になった場合、企図する金利引き上げペースを明示すべきだと述べた。

クーレ氏は会合で「経済情勢が正当化すれば、(ECB)理事会は、(金利の)引き上げのタイミングからさらに踏み込んで想定する緩和解消ペースを示すことも可能と考えられる」と述べ、「われわれの対応機能をさらに明確にすることは、市場参加者および一般市民が、短期金利の動きをより良く予想する助けとなる」との見解を示した。

ECBは、金利は「少なくとも2019年夏にかけて」過去最低の現行水準に維持されるとの見方を表明。この意味するところについて、さまざまな解釈が出ている。

米連邦準備理事会(FRB)は2012年に政策金利に関する予想分布(ドットチャート)の公表を開始したが、クーレ専務理事はこれについて、多様な見方が雑音のように発生するリスクがあり、市場参加者が混乱する恐れがあると指摘。ECBには理事会の考えを反映する「ステート・コンティンジェント」なガイダンスが必要になるとの考えを示し、「こうした種類のフォワード・ガイダンスの利点は、要因となった経済状況に従うものであり続けることだ。状況が変化すれば、政策担当者はガイダンスを改めて策定するか、撤回することができる」と述べた。

そのうえで、ECBは3種類の金利を設定していることから、1つの金利に関する数値ガイダンスを提示するのは難しいと指摘。「リファイナンス金利の数値ガイダンスは、ECBが並行して金利コリドーの幅に関する情報を提供しない限り、市場参加者にとりほとんど価値はない可能性がある」とし、こうしたことは重要な決定となるため、時間をかけて慎重に検討していく必要があると述べた。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below