October 1, 2018 / 12:48 AM / 16 days ago

クーレECB専務理事、向こう1年の金利据え置き予想=ドイツ紙

[ベルリン 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、来年夏の終わりまでユーロ圏の金利は現行水準にとどまる見通しで、刺激策の縮小は段階的になるとの見方を示した。

 9月30日、欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は、来年夏の終わりまでユーロ圏の金利は現行水準にとどまる見通しで、刺激策の縮小は段階的になるとの見方を示した。写真はロイターのインタビューに応える同専務理事。昨年5月にフランクフルトのECB本部で撮影(2018年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

1日のドイツ紙ターゲシュピーゲルに掲載されるインタビュー記事が30日に公表された。

同氏の発言は、2019年第4・四半期の利上げを予想する市場の観測に違和感はないとしたECBの見解と一致している。

インタビューでクーレ専務理事は「われわれは少なくとも2019年夏の終わりまで金利が現行水準にとどまると予想している。しかし、正味の資産買い入れは既に縮小に着手しており、12月末で終了する見通しだ」と述べた。

ECBが目標とする2%を若干下回るインフレ率の達成には依然として十分な刺激が必要との認識も示し、「インフレ圧力は緩やかに強まっているが、1日で起きるわけではない」と指摘した。

ユーロ圏経済については、非常に底堅く推移しているとの認識を示した。

ただ、貿易摩擦の拡大や多国間秩序への支持低下を踏まえると、欧州の強化が急務になると強調。加盟国レベルでの責任ある財政政策や経済改革に加え、ユーロ圏の銀行同盟・資本市場同盟の完了が必要だと訴えた。

英国の欧州連合(EU)離脱については、ECBとしてあらゆる可能性に備える必要があるとし、「同様に、金融セクターも合意なき離脱という最悪の事態に備えるべきだ」と述べた。その上で、英国が秩序ある形で離脱できるような合意がまとまることを望むとした。

クーレ専務理事はさらに、10年前の世界的な金融危機の際と比べて金融セクターの安全性は大幅に高まったが、一段の取り組みが必要だとの見方を示した。次の危機は金融セクターが発端とならない可能性もあるとし、「ECBではサイバーセキュリティーを注視している。ハッカーによって次の危機が引き起こされる事態は回避したい」と述べた。

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