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ユーロ圏のインフレ高進、一時的なものでない=ECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は13日、ユーロ圏のインフレ高進は従来考えていたような一時的なものでなく、今年のインフレ率は予想を上回るリスクがあるとの認識を示した。写真はデギンドス副総裁。2019年4月撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[フランクフルト 13日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は13日、ユーロ圏のインフレ高進は従来考えていたような一時的なものでなく、今年のインフレ率は予想を上回るリスクがあるとの認識を示した。

昨年12月のユーロ圏の消費者物価は前年比で5%上昇と過去最高となった。

ECBは一時的な物価押し上げ圧力がいずれ緩和し、政策引き締めをしなくても2023年、24年には目標の2%を下回ると予想している。

デギンドス氏はUBSの会合で「インフレは、わずか数カ月前に予想したような一時的なものではないとみられる。インフレリスクの評価は今後12カ月で緩やかに上向きに傾いている」と述べた。

エネルギー価格は高止まりする公算で、供給の目詰まりが引き続き物価を押し上げると指摘。

ただより長期でみると、リスクは依然、均衡しているとし、23年と24年のインフレ率はECBの目標を下回るとの見方を示した。

一部理事会メンバーは、賃金がインフレに連動すれば物価上昇は持続的なものになるとして、インフレがECBの目標を上回る状態が長引く恐れがあるとみている。

デギンドス氏は、ここ数週間にエネルギー価格が上昇したものの、インフレ見通しを根本的に変えることはないと述べた。

欧州で猛威を振るう新型コロナウイルスのオミクロン株についても、現段階で成長見通しを大きく変えることはないとの認識を示し、欧州諸国はすでにパンデミック下の生活に適応していると指摘した。

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