[ミラノ 16日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は16日、ユーロ圏加盟国の借り入れコストの乖離を防ぐための対策を「急ピッチ」で導入すると表明した。
ECBは15日に臨時会合を開催し、国債利回りの格差拡大によるユーロ圏市場の分断を防ぐ措置を検討すると表明した。
副総裁は「正当化できない分断に対処するため、急ピッチで対策を導入することに完全にコミットしている」とし「昨日の会合の主要なメッセージは、分断に対処することへの完全なコミットメントだ」と発言。対策の詳細で合意できると確信していると述べた。
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