May 7, 2020 / 9:16 AM / 3 months ago

ECB副総裁「これまでになく決然と対応」 量的緩和中断せず

[フランクフルト 7日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は7日、リセッション(景気後退)に陥っているユーロ圏経済を支援するため、ECBはこれまでになく決然とした対応を取る、と述べた。

同副総裁のコメントは、たとえ国債買い入れからドイツが外れることになったとしても、ECBが量的緩和策を中断することはないとの姿勢を示したことになる。

ドイツ連邦憲法裁判所は5日、ECBの量的緩和政策が一部違憲との判断を示した。またECBが政策の必要性を証明しなければ、独連銀は3カ月以内に国債買い入れを停止する必要があるとした。

同副総裁は欧州議会の経済金融問題委員会で「前代未聞の衝撃を吸収するため、全ての加盟国、全ての業界の財務支援に向けてこれまでになく断固とした措置を取る」と表明。「刺激策の規模が十分かを注視し、常に金融政策の一段の調整を行う用意がある」とした。

独裁判所の判断を巡る質問に対しては、ECBは欧州司法裁判所の管轄下にあるとして、立ち入らない考えを示した。

また、ECBは政策決定前に副作用の評価や影響度の証明を行っているとして、ECBの決定が均衡を欠いているとのドイツ側の懸念を一蹴した。

さらに同副総裁は、ECBの金融政策を財政政策の拡大で支援するよう要請。「ユーロ圏全域で、財政による危機対応が重要な効力を発揮する」と述べた。

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