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ECB当局者、今後の利上げ規模巡る見解で相違

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は15日、経済への懸念よりも物価高との戦いを優先し、断固たる政策措置で高インフレの定着に歯止めをかける必要があると述べた。2020年の代表撮影。(2022年 ロイター)

[フランクフルト/リズボン 15日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)の2人の政策当局者は15日、ECBの将来の利上げ規模について異なる見解を示し、先週の大幅利上げを繰り返すかどうかについて意見が分かれた。

デギンドス副総裁は15日、経済への懸念よりも物価高との戦いを優先し、断固たる政策措置で高インフレの定着に歯止めをかける必要があると主張。「金融政策は物価の安定に重点を置く必要がある。インフレ期待を安定させ続けるには断固たる行動が不可欠だ。インフレ期待の安定は物価の安定、インフレの二次的影響の回避に資する」と述べ、インフレ期待の持続的な上方シフトのリスクといった二次的影響からの防護が必要だと指摘した。

さらに、ユーロ圏では高インフレによって支出や生産が冷えこんでいると指摘。ユーロ安も物価押し上げ圧力になっていると述べた。今年と来年は容認できないほどの物価高が続くと予想し、ユーロ圏の見通しは厳しいと述べた。

一方、ECB理事会メンバーのセンテノ・ポルトガル中銀総裁は、欧州経済を不安定にしないよう、ECBは「可能な限り小幅な」利上げを実施すべきと強調。「明確な引き締め、または過度に急激な正常化は伝達メカニズムや実体経済を不当に不安定にしかねない」とし、「金融政策は予測可能であり続けるべきであり、可能な限り小幅なステップでぎりぎりまで行動しなければならない」と語った。

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