September 13, 2019 / 2:53 PM / in 9 days

ユーログループ、共同の財政刺激策の計画なし 経済悪化には対応

[ヘルシンキ 13日 ロイター] - ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のセンテノ議長は13日、欧州中央銀行(ECB)の包括的な追加金融緩和策を補完する共同の財政刺激策を計画しているわけではないが、経済が悪化した場合には行動を起こす準備があると述べた。

ドラギECB総裁は12日のECB理事会後の会見で「ユーロ圏経済の脆弱性は一段と長期化しているほか、顕著な下振れリスクの継続や物価圧力の抑制がうかがえる」と指摘。「財政政策が主導する時期に来ている」とし、「財政政策が主要な手段になる必要があると見解が一致した」と述べた。[nL3N2632P0]

ユーログループは13日、ヘルシンキで非公式会合を開催。ただ経済は依然成長しているとし、共同の財政出動は議論されなかったという。

センテノ議長は記者会見で「リスクが顕在化し、事態が悪化した場合には行動する準備がある」と言及。「ユーログループは協調して対応していく。あらゆる不確実性はあるが、全般的にはユーロ圏経済に楽観的で、ペースは鈍化しているものの依然として成長している」と述べた。

また2008年のリーマンショック時には「財政政策や各国および欧州連合(EU)レベルでの構造改革、金融政策を組み合わせた包括的な対応策により均衡を見いだすことができた」とし、「今後、景気後退に直面する中で新たな均衡を見いだす必要があり、財政政策がその一端を担うことは確実だろう」と語った。

センテノ議長は2021年の創設が見込まれているユーロ圏共通予算が「新たな均衡につながる、もう1つの重要な要素」とし、投資支出を支援するとした。

ユーロ圏財務相会合に参加したECBのクーレ専務理事は記者会見でユーロ圏共通予算を歓迎。ECBの政策強化につながるが、景気後退への対応策にもなればなお良いと述べた。

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