[アムステルダム 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は9日、 ECBの9月のインフレ予測で2024年のインフレ率見通しが2.1%以上になった場合、金利を25ベーシスポイント(bp)以上の幅で引き上げると述べた。
ラガルド総裁は理事会後の記者会見で「インフレ抑制に断固として対応し、軌道から外れてはならない」と語った。
ECBはこの日の理事会で、量的緩和措置である資産購入プログラム(APP)を7月1日に終了すると表明するとともに、7月から利上げを開始する方針を表明。声明で「7月理事会で政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げる意向」と表明。「9月に再び引き上げると予想する」とし「中期的インフレ見通しが変わらないか悪化すれば、9月理事会でより大幅な引き上げが適切になる」とした。
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