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ECB、緩和終了時期の明言に消極的 柔軟性確保を優先=関係筋
2017年7月14日 / 10:09 / 4ヶ月後

ECB、緩和終了時期の明言に消極的 柔軟性確保を優先=関係筋

[フランクフルト 14日 ロイター] - 複数の関係筋によると、欧州中央銀行(ECB)は、量的緩和を終了する時期を明言することに消極的な姿勢を示している。将来、見通しが悪化した場合に備えて、金融政策の柔軟性を確保したい意向という。

 7月14日、複数の関係筋によると、欧州中央銀行(写真)は、量的緩和を終了する時期を明言することに消極的な姿勢を示している。2016年7月撮影(2017年 ロイター/Ralph Orlowski)

ECBの政策に関する議論に詳しい3人の関係筋が明らかにした。

2014年に量的緩和の終了を決定した米連邦準備理事会(FRB)も、終了時期の特定には消極的だった。

ある関係筋は、FRBの事例が参考になると指摘。「重要なのは事前にコミットしないこと、非常に緩やかに進めることだ」と述べた。

別の関係筋は「9月の時点で、来年6月に何を実施するか決められるだろうか」と指摘。「指標次第であるべきだ。柔軟性を維持する必要がある」と述べた。

ECBは、特に来年初め頃に行われるドイツの賃金交渉を注視しており、交渉で予想外の結果が出た場合に備えて、政策の柔軟性を確保したい意向という。

3人目の関係筋は「来年のドイツの賃金交渉が非常に重要になる。労組は(これまでの低インフレ環境を前提にして)積極的に賃上げを要求しないのではないか」との認識を示した。

ECBはコメントを控えている。

関係筋によると、現時点では、いかなる決定も下されておらず、議論は現在も続けられている。9月発表のスタッフ予測が鍵を握る重要な要素になるという。

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