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ECB内でQE終了前の利上げ論浮上、支持広がらず=関係筋
2017年3月10日 / 16:49 / 8ヶ月後

ECB内でQE終了前の利上げ論浮上、支持広がらず=関係筋

[フランクフルト 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)当局者の一部が資産買い入れ終了前の利上げを主張していたことが、関係筋の話で分かった。だが内部で支持は広がらなかったという。

これに先立ち、ブルームバーグは、ECBが前日の理事会で、量的緩和(QE)終了前の利上げ開始の可能性について協議したと報じた。

ECB報道官はコメントを控えた。

ドラギ総裁は理事会後の会見で、利上げが先行する可能性について問われ、憶測しないと答えた。その上で、政策金利は長らく現行か、これを下回る水準にとどまるとのガイダンスは変わっていないとした。

金融市場では、ECBが資産買い入れ終了前の利上げを協議したとのニュースを受けて、ユーロが対ドルで一段高となったほか、独連邦債利回りは跳ね上がった。

ユーロ/ドルは上げ幅を拡大し1.0669ドルと、2月17日以来の高値。ユーロは対円でも約1%上昇し、1カ月半ぶりの高水準となる122.745円をつけた。

独10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)上昇の0.48%。その他のユーロ圏国債の利回りも軒並み4─5bp上がった。

独5年債利回りは8bp上昇のマイナス0.40%と、1カ月ぶりの水準。一方、欧州銀行間取引金利(EURIBOR)先物は、市場関係者が2017年12月の利上げの可能性を織り込み始めたことを示唆する水準となっている。

ラボ銀行のストラテジスト、リン・グラム・テイラー氏は「QEで緩和を続けながら、同時に利上げするというのは奇妙な話で、やや理解に苦しむ」と話す。

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