April 30, 2020 / 2:06 PM / a month ago

ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨

[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は30日開催の理事会で、主要政策金利と中銀預金金利を据え置いた。資産購入プログラムの規模は維持したものの、市中銀行への長期資金供給策については金利をマイナス1%まで引き下げる方針を示した。

理事会後のラガルド総裁の記者会見での発言は以下の通り。

<資産買い入れ>

資産買い入れプログラム(APP)については討議しなかった。ただ、われわれは完全に柔軟であると改めて述べたい。われわれは全ての選択肢を検討する。ECBの金融政策スタンス、および金融政策の伝達がともに確実に効果的であるようにしていく。

<欧州連合(EU)による行動が必要>

理事会は、回復に向けた準備を整え、これを支えるために一段と力強く、かつ時宜を得た取り組みを実施するよう呼び掛ける。

そうした意味で、この未曽有の危機に対応するための回復基金の設立に向けた欧州理事会の合意を歓迎する。

<第2・四半期は深刻な減速>

4月に経済活動が急速に減速したことを踏まえると、(新型コロナウイルスの感染拡大による)影響は第2・四半期はさらに深刻になることが予想される。

<支援の継続>

理事会は中期的な物価安定の維持に向け、現在の経済の混乱や不透明性の高まりに直面している家計や企業を引き続き支援していく決意だ。

<共同の政策行動が必要>

下方リスクの抑制と回復下支えに向けた共同かつ協調した政策行動が必要だ。

<GDPは最大12%減に>

ECBのスタッフ予想によると、今年のユーロ圏の域内総生産(GDP)は5─12%減少する可能性がある。新型コロナ感染拡大防止に向けた制限措置がどの程度の期間継続するか、企業や雇用者が直面する経済的影響を緩和する策が奏功するかどうかによって左右される。

<異例の縮小>

ユーロ圏は平時では前例のない規模と速度の経済縮小に直面している。新型コロナ感染拡大防止に向けた制限措置によって、ユーロ圏および世界各国の経済活動はほぼ休止状態にある。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below