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ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨

[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は22日、定例理事会を開き、新型コロナウイルスによる影響が続く中、景気の下支えに向け、大規模な量的緩和の維持を決定した。金利も現行水準に据え置いた。

欧州中央銀行(ECB)は22日、定例理事会を開き、新型コロナウイルスによる影響が続く中、景気の下支えに向け、大規模な量的緩和の維持を決定した。写真はECBのロゴ。2020年1月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

理事会後のラガルド総裁の記者会見での発言は以下の通り。

<見通しは不透明>

世界的な需要回復と大規模な財政刺激策で、ユーロ圏、および世界的な活動が支援される中、パンデミック(世界的大流行)の再燃と、ワクチン接種を巡る不確実性により、短期的な経済見通しはなお不透明だ。

<金融情勢に対するリスク>

年初以降、市場金利が上昇した後、ユーロ圏の金融情勢はこのところおおむね安定的に推移している。しかし、より広範な金融情勢に対するリスクは残っている。経済活動は今年第1・四半期に再び縮小した恐れがある。ただ(指標で)第2・四半期に再び伸び始める可能性が示唆されている。

<一時要因>

インフレ率は、いくつかの特殊要因と一時要因、およびエネルギー価格の上昇を受け、ここ数カ月上向いている。

<基調的な物価圧力は抑制>

同時に、経済が抱えるスラック(需給の緩み)となお低調な需要を反映し、基調的な物価圧力は引き続き抑制されている。

<製造業の回復>

堅調な世界需要に支えられ、製造業部門の回復が継続していることが調査で示されている。サービス部門は(新型コロナ感染拡大)抑制策でなお活動が制限されているが、底入れの兆しは出ている。

<力強い回復>

ワクチン接種の進展と今後予想される感染拡大抑制策の段階的な緩和で、2021年を通して経済活動は力強く回復するとの見通しが裏付けられている。

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