March 29, 2018 / 6:29 PM / 8 months ago

インタビュー:非常に遅い政策正常化に警鐘=オランダ中銀総裁

[アムステルダム 29日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバー、クノット・オランダ中銀総裁はロイターのインタビューで、非常に遅いペースの政策正常化リスクに警鐘を鳴らした。

目覚しい経済成長やインフレ回復継続で、刺激策縮小の余地があるとの認識を示した。

量的緩和(QE)を第4・四半期に終え、来年第2・四半期に利上げを見込む市場予想に違和感はないとし、正常化を巡る市場予想とECBの見通しが収れんしつつあると分析した。

このところのユーロ高は、堅調な域内景気動向などに伴うもので、さほど大きな懸念材料でないと指摘した。

高い債務水準を踏まえ、政策引き締めは緩慢で段階的なペースを予想。「金利はかなりの期間、引き続き緩和的な水準になる」と話した。

「大胆すぎる姿勢を示すよりも、慎重になりすぎて失敗する可能性のほうが若干高い」と述べた。

ECBはインフレ率が目標の約2%に向けて持続的に上向けば、債券買い入れを終了する方針を表明している。クノット氏は、インフレ率の道筋が持続的な調節段階にかなり近いとの認識を示した。

特に中期でみて、こうした調節段階からさらにかい離する余地は限られていると指摘した。

債券買い入れが終了すれば、再び金利が主な政策手段となり、償還期限を迎えた債券の再投資が安定化手段となる可能性を指摘した。

新しい政策方針は金利に焦点を当てることが重要で、現時点で討議を始めるのが適切とした。

このところ軟調な域内指標について、指標が多少大きく動くのは自然なこととし、大きく懸念していないとした。「これ以上大きく伸びるとは考えられず、潜在水準に徐々に再び近づいていくだろう」「時間がかかりすぎるからといって、景気拡大が止まることはない」とも述べた。

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